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2007年10月30日 (火)

ブラジルGP感想 その2

さて、続きですが、日本勢の話を。

まずはデビュー戦となった中嶋一貴。
シーズン前はスポット参戦はないとトヨタサイドは言っていたんですが、
それでもここで起用したと言うことは、
来季に向けた「お試し」と考えるのがかえって自然でしょう。

そう考えると「まあまあ」の仕事ぶりだったと思います。
フリー走行ではロズベルグと遜色なかったのですが、
予選では慣れないアタックで下位に沈み、
決勝ではピットストップに失敗したりとドタバタもありましたが、
作戦の違いがあったとはいえ、
全体の5番目のファステストタイムも記録して、
トップ10フィニッシュは合格点ではないでしょうか。
来季シートが獲得できる確率は70%ぐらいだと思いますが、
十分にアピールできたかなと思います。

来シーズン参戦できたとして、
今のF1は早期に結果を出さないとダメな世界なので、
早いうちにチームメイト(ロズベルグが残るかな?)との比較で
良い位置にはつけたい。
今シーズンのコバライネンみたいに開幕戦でケチョンケチョンだと、
切られてしまう可能性もある。
そのぐらいスピードを持って結果を出さないといけない。
新人には厳しい時代になったと言えるでしょう。
(コバライネンは一年間で評価をひっくり返しましたが。)

そういう意味では左近はかなり厳しい立場に立たされています。
2年とも一年の後半のみの出走、
テストもほとんど行えず、
チームの中心はとっくにもう一人のドライバーが構築していて、
そこで結果を出すのは本当に大変なのですが、
それを2年も繰り返してしまうと・・・。
本来ならば、来年スパイカーで最初から1年ぐらい出来れば良かったんですが、
チームの体制変更で残留はかなり厳しい。
ひっくり返すには来年GP2でそれなりのチームに在籍して
結果を残すことしかないと思うんですが、
メーカーのコネがないんで、TDPドライバーと比べて、
厳しいんですねぇ。
Fポンじゃタイトル取っても声はかからないし。

来季、琢磨も含めて全員体制が決まっていないんですが、
日本チーム(エンジン供給も含めて)の体制とともに、
気になるところです。
来シーズンの日本GPは運営の件も含めて、
日本勢の活躍を見たい!というファンの願望をかなえて欲しいところです。

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2007年10月29日 (月)

ブラジルGP感想 その1

もう一週間経ってしまったのですが、
ブラジルの感想を。

実際のところ、日本GPで「決まった」と思ってしまったんですが、
甘かったですねぇ。
「計算上」はハミルトンは2戦とも表彰台じゃなくても、
チーム力からして4位x2で十分だったはずなんですが、
そうできなかった。
「計算」ではここまでリタイアゼロ、ノーポイントもたった1回、
2戦でたった2ポイントなんて「あり得ない」というのが、
中国前の星取り計算でした。

が、

ライコネンは過去2回、接戦に負けていて、
アロンソは2年連続でチャンピオンになっている。
その経験の差が、中国でのバーストと
ブラジルでのコースオフを呼んでしまったのでしょう。

F1を見ていると忘れてしまいがちな
「計算」だけではなりたたないスポーツの要素、
正直「やられたなぁ」というのが感想です。

実際のところ、今回のグリッドは、
地元で勝ちたい(チームが許せば)マッサ、
失うもののないライコネンとアロンソに囲まれるプレッシャーにさらされ、
4位でも良いとはいってもスタートで先行したことであせったのか、
コースオフ。
さらにはマシントラブルがあって、終わってしまったんですが、
それ以前に「流れ」が来ていなかったと言うのも要因の一つでしょう。

ライコネンの粘りがこの逆転劇を呼んだというのも
なかなか見応えがありました。
日本で粘って、巻き返して3位まで来たからこそ、
ほとんどなかった可能性が、もしかしたらになり、
栄冠をつかんだ。
表彰台で国歌の前に「ぐび」っとやってますが、
まぁ、ライコネンらしくてかえって良かったと思います。
終盤までスピードを緩めず、ファステストまで持っていったんで、
エンジンとかいろいろ心配してしまいましたが、
そんな姿勢もライコネンらしく、
一昨年の決まるまでは石橋を叩いていたアロンソとも
違うタイプのチャンピオンなのかなとも思います。

そのアロンソはというと、
ちょっと終盤3戦はらしさを失っていたかなぁと思います。
日本GPのリタイアでノーポイント自体がらしくなかったんですが、
チーム内のごたごたもあって、
やっぱり勢いとか、強さみたいなものを感じませんでした。
来季はまだ分かりませんが、
個人的にはのびのび出来る環境でやって欲しいですねぇ。

マッサは万全のアシスト。
ま、優勝しても良い状況になったら
空気を読まずに優勝してしまうかと思ったんですが、
あの状況では勝っちゃう訳にはいかなかったし、
速さは見せたんで、
来季以降のためにもここはライコネンに大きな貸しをひとつ。
ってことで。

その後ろのグループは熾烈でした。
BMWは終盤開発をストップしているようではありますが、
ウイリアムズのロズベルグとの見応えのあるバトル。
この2チームは来季にこの勢いをつなげたいところです。

その後ろのワークス勢、
ルノー、ホンダ、トヨタは、
今回はトゥルーリがギリギリ入賞しましたが、
やっぱりもう少し頑張りたいところ。
こちらは来季の巻き返しに期待。
しかし、ホンダの2人は来季のシートを早々に発表したことが
災いしているようにしか思えないのですが・・・。
反対に今回はリタイアしましたが、
コバライネンやフィジケラの攻めの姿勢を見習って欲しいところです。

その他のチームと中嶋についてはマタアシタ。

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2007年10月26日 (金)

スーパーアグリのブラジルGP

ちょっと遅くなりましたが、最終戦とこの一年の感想を。

ブラジルGPについてはもう少し行ける可能性もあったけど、
これが限界かなぁ。

新しいウイングは、そうはいってもぶっつけ本番だし、
それでも現状の全力を出しきったことは間違いないでしょう。
昨シーズンのブラジルが劇的で、
来季への期待を持たせるものだったんですが、
さすがにそこまではと言う内容ではありましたが。

今年は開幕でQ2を突破、スペインとカナダで「奇跡」の入賞と
前半戦まで絶好調でしたが、
資金力の低下と、ホンダ本家の不調に足を引っ張られて開発が滞り、
相対的な成長曲線の伸びがなくなってしまいました。
実のところ、この位置での伸び悩みは
昨年までには考えられなかったことで、
将来を考える上でも苦しい。

ストーブリーグのニュースにも書きましたが、
琢磨の去就にも関わって来ること。
過去の例を見ても、
高いモチベーションを持って移籍したトップドライバーが、
2年を待たずしてチームに悪態をついて出ていってしまうことは珍しくありません。
琢磨に関してはさすがにそこまではありませんが、
琢磨自身のキャリアを考えると
ここらで移籍について検討するのも良いのかもしれません。

琢磨を別にして考えても、
チームにはまず資金力を強化して欲しいところ。
とはいえ、日本の企業はバブル期と違ってスポンサーには消極的。
反対に成長中のインドマネーをつかむべく
その名を「印度力」(フォースインディア)とした、
元スパイカーの着目は見習うべき、
というか、アジア代表として先んじたかったところです。

来シーズンも決して楽な状況にはありませんが、
それでもやっぱり日本GPでの人気度は落ちていません。
応援するファンのために頑張って欲しいですね。

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2007年10月17日 (水)

日本GP感想3

こんなのを見つけてしまったので
http://jp.youtube.com/watch?v=eCE75wWo6Ok
http://jp.youtube.com/watch?v=1Ju2XO9Zf_E

最後にもう一つだけ富士の感想というか。
あんまりねちねち書きたくないんだけどさ。

正直鈴鹿から富士になるときに、
寂しさ半分、うれしさ半分だった。
寂しさはもちろん歴史があって、
観客側としても慣れている鈴鹿を離れる寂しさ。
うれしさは、関西の人には申し訳ないんだけど、
やっぱり家から日帰りで行けるという距離的なもの。
時間的な制約もあるし、
どうしても旅行会社のツアーに頼らなければならないので、
チケット代以外に10ン万もする出費が抑えられるのは
とても大きい。

開催前、
チケットの抽選とか、バスによる輸送とか、
それはそれは不安もあったんだけど、
それでも期待はしていたワケで、
終わったら「富士もやるじゃないか」と、
言えるんじゃないかと思ってたんだけど。

結果は知ってのとおりなわけで。

実際、多くのファンがそうだったんじゃないかなぁ。
期待はしていたんだと思うよ。少なくとも。
だからこその終わってから不満のオンパレード。
再来年鈴鹿に帰ることが決まってなければ、
暴動起こってたよ。おおげさじゃなく。

FSW(富士スピードウェイ)もトヨタも、
少なくとも鈴鹿から日本GPを「奪った」のだから、
期待に応えて成功させて当たり前だったんだと思う。

たぶん、来年も富士には行くけど、
(それなりの改善策が示されれば)
それでも今の感想としては鈴鹿に早く帰りたいよね。
↑映像の余韻(これも富士にはなかった!)の続き。
場内放送DJのピエール北川さんが
「おかえり~!」って言って、
みんなで「ただいま~!!」って言いたいよね。(ね!)

だからこそ、
来年の富士にもやっぱりまだ少し期待したいんだ。
これなら2年後に帰ってきても良いって思うように。
だから、FSWもトヨタも
よろしく

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2007年10月12日 (金)

ボクシング中継

今日は特に見るテレビもなかったんで、
ボクシング中継を見てみました。

あんまり詳しくはないんですが、
ここのとこF1の話しかしてないんで、たまにはね。


ってか、
ボクシング中継ってこんなものですか?
演出も、試合内容もチャンピオンに失礼でしょ?あれ。

一番失礼なのは実況と解説。
序盤は挑戦者なのに亀(文字通り!)戦略をとっているのを
「ガードが上手い」とか、
ちょっとチャンピオンがカットしたのに対して
「チャンス」扱いとか、
満場のチャンピオンコールを
「全くの無視」とか、
あげく、「投げ」ちゃったのに対して
「若さが出ました」
って、

若かったらルール無視もありなんかい!!


もともとあの兄弟好きじゃないんですが、
「ボクシング」できないようじゃ
どうしようもないなぁ。

茶番につきあわされたチャンピオンはお疲れさまでした。
兄が挑戦したいとか言っても受けなくて良いですよ。

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2007年10月10日 (水)

中国GP感想

いやいやいやいや、
本当に何があるか分からないのがF1。
何があるか分からないのがレース。

とはいえ、9割方決まったはずのチャンピオンシップが「残った」。
確かにアロンソもライコネンも徳俵に足がかかってますが、
何にしろ残った。

もともとマクラーレンのマシンはタイヤの発熱が良いが、
ロングランでは痛みやすいと言われています。
今回、ドライであればハード/ミディアムの組み合わせで、
タイヤにきつい路面とはいえ何とか保ったはずです。

が、ハミルトンのスタート直後のダッシュ、
もう一度降るかもしれないという微妙な天候、
そういう様々な条件が重なって、「あの事態」になってしまった。
もともとは序盤でアロンソとの差をつけたい、
タイヤ交換のリスクを減らしたいという、
「安全策」からとったのかもしれません。
しかし、あの状況でもライコネンに対してブロックし、ついていこうとした、
ハミルトンが見せた初めての「若さ」が見えたような気がしました。

表彰台以下は「混沌」。
ピットストップの回数とタイミングが全ての明暗を分けたのですが、
躍進めざましいトロロッソ。
本家レッドブルを食う勢いがありました。
そして、今回はギャンブルに破れましたが、
スパイカーは賭けに出る意気や良し。
何かあればあれほど好調だったBMWや
デフェンディングチャンピオンの沈んでしまう
今年の近接戦はやはりポイントを争うあたりが本当に面白い。

次戦ブラジルはチャンピオン争いはもちろんのこと、
その近接戦に飛び込んでいく中嶋一貴にももちろん注目。
日本人三人って、90年台の日本GP以来だと思うのですが。
今のF1は「短期勝負」。
ただ走っても生き残れない辛さがありますが、
来年につながる何かを残して欲しいと願うばかりです。







最後に。
F1ではありませんが、
「ノリック」阿部典史さんの訃報に際し、
心よりご冥福をお祈りします。

世界を舞台に戦った、そして鈴鹿で勝った時の
強烈な印象は今も忘れられません。

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スーパーアグリの中国GP

うーん、
ハミルトンとともに痛恨のレースとなってしまいましたねぇ。

自分たちの走っている位置はさほど変わらないんですが、
トロロッソとホンダが荒れたレースに乗じて上手くポイントしたため、
ランキングを2つも落としてしまいました・・・。

デビットソンのグリッドの位置は他とさほど変わらなかったし、
琢磨は上手いスタートで展開次第ではという期待もありましたが、
デビットソンはバリチェロとの接触で、
琢磨はマシンの下部が壊れたとこのことで失速。
(ラップタイムが不可解な落ち方を下ので気になっていたのですが)

とはいうものの、トロロッソの進化と、
スパイカーが雨が強くなることに賭けた大ギャンブルに失敗し、
ペースダウンしてしまった事を考えると、
実質最後尾の戦いとなってしまっているのでしょう。

次戦は新しいエアロパーツが投入されるとのことですが、
ぶっつけ本番での投入にはやや不安も残ります。
ランキング再逆転に向けての闘志だけは失っていない事が救いです。
スペイン・カナダ以来ここまで「守ってきた」ランキングへの再挑戦。
チームの原点である「闘志」「挑戦」の旗印をもう一度掲げて、
最終戦に挑んで欲しいものです。

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2007年10月 8日 (月)

日本GP感想2

さて、一週間も経ってしまいましたが、日本GPの感想を。

一言で言って「失敗」だったかなと。毎年日本GP後は一般の(ファンでない)人からも挨拶がわりに例年なら「シューマッハ速いね」とか「琢磨はすごいね」とかレースの感想をもらうのですが、今年ははっきり言ってゼロ。代わりに「大変だったんでしょ」とか「払い戻し?」とかそんなものばかりでした。

あれだけ新聞やニュースで出ればそれは当然でしょう。雨のレースとはいえF1のすごさが伝わればファン拡大にもつながるのが日本GP。そのチャンスをつぶすばかりか、レース観戦から遠ざける結果になってしまっています。

現場にいた人間として当日の問題について「建設的に」書いてみたいと思います。ちなみにバスは「新松田」発着。スタンドはM(ネッツコーナー)です。

まず、バス輸送について。渋滞については日曜の朝以外はほとんど感じませんでしたが、日曜はレースに遅れた人もいたとのこと。これはバスの降車場が一つしかなく、そこまでに一本しか導線がなかったからでしょう。車線を増やすか、出口を反対側に作って対面ではない形をとることは出来ないでしょうか。道路陥没については問題外。敷地内での問題で雨が降ったときのバスに満員が乗った状態を想定していなかったとのことですが、何のためのシュミレーションなのかはっきり言ってわかりません。今回あまり起こらなかった渋滞については今回は大雨で他のスポットへの人出が少なかったようですが、来年はこのままなら3連休。かなり心配です。

もう一つバスについてはバス待ちについて。バスを待っている間の情報が全くなく、特に土曜日は陥没の際の説明は1時間以上全く列が動かない状態で待たされた後にありました。また、その際「西側のりばの近いエリアのバスに乗車できます。後ろの方はその方が早いかもしれません」との説明がありましたが、移動には1時間弱はかかる上、向こう側の待ち時間は不明とのこと。それでは移動はできません。アルバイトと思われるスタッフは人を流すだけで情報を交換していた様子は見られませんでした。少なくとも無線や携帯などでバスや各エリアとの情報を交換する必要があるのではないでしょうか。また、バス待ちのエリアにも大型ビジョンなどをつけて待ち時間などを案内して欲しいところ。大型ビジョンは半分?を利用して昼間のレース映像などを流せば暇つぶしにはなると思います。くねくねと曲がった列がどこでどう展開しているのか分からず、そこそこ進んで折れ曲がった先にさらに倍の列を見つけたときの脱力感は応えました。どのくらいの列がどのくらいの待ち時間になるか、少なくとも見た感じでは今年調査はしていないと思います。来年も同じようにただ待たせるつもりでしょうか。

バス待ちのエリアにはトイレや自販機もありませんでした。4時間は想定外としてもバス待ちで2時間+乗車で1時間、合計3時間は特に子供などは辛いでしょう。また、バス乗り場入り口まで戻るにしても複数名で来ている人はもう一人が待っていれば良かったのですが、一人で来ている人も少なくありません、そのエリアまで戻ることは出来ないでしょう。また、自販機で温かい飲み物などを提供すれば体調を崩す人は少なかったかもしれません。

また、日曜日は時間差をつけてのバス待ちを案内していました。実際、8時30分にはほとんど並ばずにバスに乗れていました(6時から並んだ私とほぼ変わらなかったと思います)。つまりそこまで時間がつぶせれば行列のストレスは感じずに済むわけです。しかし、富士は鈴鹿と違って遊園地があるわけではなく、オークションの紹介やショップめぐりなどでは人の流れを変えるには不十分だったと思います。鈴鹿あれば遊園地や2年前の展示などは整理券制で並ばずに、しかも注目どの高いイベントとなっていたように思います。富士では例えばトヨタのブースでレース直後のドライバーが登場するトークショーなどを行うなどのイベントは出来ないでしょうか?ドライバーにはレース後で大変な負担だとは思いますが、これぐらいインパクトのあるイベントであれば流れは変わると思います。

導線についてはグランドスタンド下の地下通路は無理にしても今回のP-Q席間の車道は1車線でも解放できなかったでしょうか?レース後、西ゲートへのバス待ちとグランドスタンド方向への人の動きが重なり、混乱が生じていました。また、観戦エリア内に入る際のチケットチェックについてですが、スピードウェイプラザ近くのゲートが2人ぐらいしか通れず、大渋滞となっていました。鈴鹿であれば遊園地からの入り口は多少混むものの十数人が通れるゲートが設置してある部分にあたると思います。ホンダのノベルティに並ぶ列よりも長い列が出来ている状況ははじめてみました。

食事について。これは高すぎ。前日の日経新聞に出展料の高さを暴露されていましたが、さすがに焼きそば1000円は初体験ゾーン。観戦ゲート外にはやや割安の食事コーナーがありました。(エビチリ丼+春巻き2本で1000円など)。しかし、屋根のついた食事スペースがなく、コース下のトンネルなどで食事する人がさらなる渋滞を呼んでいました。シケイン内側エリアへの設置は困りますが、何カ所かあっても良かったのではと思います。

トイレについて。鈴鹿との設置台数差が分からないのですが、仮設トイレが少なすぎではないでしょうか。男性用であの列ははじめてみました。また、S席裏のトイレは誰でも入場できるようになっていたようですが、鈴鹿ではチケットゲート内にあるため「専用」となっていた部分で、かなりのストレスになっていたようです。

さかのぼりますがチケットの販売について。抽選制はいいのですが、1回目が終わった時点で応募数などの公開(席毎)はして欲しかった。自分が外れたチケットが2回目や先着販売されているのは納得がいきません。(まぁ、結果的にMスタンドは(東乗り場からのキョリを考えても)「当たり」だったと個人的には思うのですが。)C席の問題は論外中の論外です。

問題点の最後はその後の対応について。会見での加藤社長のコメントを読みましたが、全ての数字が「少なめ」に発表されているのは調査不足でしょうか。バスの待ち時間は3時間以上ではなく4時間。Cスタンドの対象は数百人ではなく7000名。誠意を感じないのは私だけでしょうか。また、現在お詫びコメントが掲載されている日本GPのトップページですが、英文によるものがありません。今回の件に対する海外プレスへの説明や報道資料も出されていないようで、新聞のコラムで今宮さんがあきれていました。

その他、フラッグやバナーの禁止、ないはずの「特定チームの応援スタンド」(たぶん、団体観戦だと思います)、レース開始後に指定席のチケットチェックがなくなり、実質自由席状態になったなどいろいろな問題も聞かれました。

最後は数少ない良かった点について。携帯についてはほとんどストレスなくつながりました。鈴鹿では電波がとぎれたりすることが昨年もあったのですが、さすがはトヨタの研修所などがある地域なので強化してあるのでしょう。また、結果的に一般道や高速道路の渋滞がほとんどなかったのは評価して良い点。ただし、来年については前述の通りの日程の不安がありますが。

また、場内放送の女性のアナウンスは同じ内容になりがちの案内について、事務的になりがちなインフォメーションを状況をふまえてアレンジして伝えようとしているのが好印象でした。

来年はこれらの反省点を生かして、改善されたグランプリ開催を心より望みます。ファンはレースの話がしたいのであって、運営の不手際を語りたいのではないのですから。

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2007年10月 5日 (金)

日本GP感想1

もう中国GPがはじまるんですが、
今さらのレース感想から。

まず、ハミルトン、今さらながらですがすごいです。
セーフティーカーランの時のブレーキについていろいろ言われていますが、
それを差し引いても予選・決勝ともすごい走りでした。
遅れている「写真館」には載せるつもりですが、
ネッツコーナーのライン取りが一人だけワイドなんですが、速い。
ここまでアロンソに傾きつつあった流れを一気に引き戻し、
タイトルに王手までかけてしまう「勢い」。
また、他車にぶつかられることもあったのですが、
止まらない「幸運」も持ち合わせています。
『決まったな』と思わせるような走りでした。

一方のアロンソは痛恨。
タイトルを「持ち逃げ」してルノーに移籍したかったんだと思うのですが。

フェラーリ勢は「通達事件」があったんですが、
そういう(あえてスタンダードウエットで行くような)
奇策に頼らなければならない辛さも露呈してしまいました。
ライコネンは頑張ってたんですが。

ハミルトン以外で光ったのは
コバライネン、ベッテル、スーティル。
コバライネンはようやく。ベッテルは早くも。
スーティルはよくぞこの富士で。

ただ、ベッテルは若さも出してしまい、
決定打となったウエバーとの接触以外にも、
あちこちぶつけているのは気になります。

次点ぐらいのところで左近。
とはいえこちらもよくあちこちぶつけたなぁと言うのも事実。
ステップアップは確実にしているのですが。
一年通じて走らせてあげたいなぁ。
そういえばここにあげたドライバーの中で、
来季が決まっているのはベッテルだけ。
コバライネンもスーティルも、良いドライバーだと思うんですがね。

日本勢は情けなし。
トヨタの一発パフォーマンスも金曜まで。
ホンダもスーパーアグリも同様に、
下位チームにとっては生かしたいはずの「雨による状況変化」
を見方に出来なかったのは痛いです。

さて、中国も雨になるようです。
安全で激しいレースを見せて欲しいところです。

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2007年10月 4日 (木)

スーパーアグリの日本GP

日本GP後、ちょっと仕事が忙しくなってしまい、
写真の方のアップが遅くなってます。
中国GPも迫っているので、そっちも更新せねばならず、
今週中にはアップする予定ですが、
少々お待ちを。

さて、スーパーアグリですが、
残念ながら日本GPは完全に「期待はずれ」のレースとなりました。

まず、琢磨については金曜の午前中が痛すぎでした。
テストやシュミレーション量が少ないチームにあって、
初コースでのフリー走行はセッティングに
かなりの影響があったはず。
そこから全部が崩れてしまったという感じは週末を通じてありました。
予選Q3の走りはじめ一発は良かったんですが、
路面状況が良くなってしまうとアドバンテージは消えてしまい、
決勝はもちろん天候もあったんですが、
他車との接触でマシンを痛めること2回。
後方だったので目立ちませんでしたが、
2年前の鈴鹿並の、ドタバタ、締まらないレースでした。

デビットソンは滑り出しは良かったのですが、
地味にレースを終えてしまいました。
他の下位チームにいる実力派ドライバーが良いところを見せただけに、
残念なグランプリとなってしまいました。

琢磨もアグリもいままではどこかが狂っても
日本GPだけは週末中に流れを変えて何とかしてきただけに、
ちょっと残念でした。

チームの財政状態や、シャシーの問題など、
来季以降を含めたチームの体制が定まらず、
ちょっと辛い時期にあるのかもしれません。
残りの2戦は不安を吹っ飛ばすようなレースを見せて欲しいですね。

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